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「月々の返済や支払いが苦しいから、家計を見直したい」
「返済や支払いのために、もっと効果的に節約して、家計を立て直したい」
「月々の返済に追われて節約生活をしているけれど、もう限界…でもまだ完済できない」
こうした方のために、今回は、役立つ情報をお届けしていきます。
節約生活は、そう簡単ではありません。
とくに難しいのは、生活のつらさの背景に、次のような原因がある場合です。
- 銀行カードローンやクレジットカードなどの返済
- 住宅ローンや自動車ローンの返済
- 奨学金の返還
- エステローンや医療ローンなどの返済
- 債権回収会社や家賃保証会社への返済
…など
いわゆる「借金」とも言える、返済や支払いです。
こうした返済が原因にある場合、
「節約をしたい」
「もっと節約しなければ」
「さらに効果的な節約で解決したい」
…と考えても、難しいものがあります。
しかし一方で、節約よりも、もっと効果的な解決方法もあります。
そこで今回は、先ほどのような「いわゆる借金」が原因で、「生活がつらい」となっている方に向けて、節約より効果的な解決方法をご紹介していきます。
この記事はこんな人にオススメです
- 「節約をもっと頑張って、住宅ローンや自動車ローン、カードローンなどの返済のお金を作りたい」
- 「返済や支払いのために節約生活をしているけれど、もう苦しい、しんどい…でもまだまだ返済のお金が足りない」
- 「節約をがんばっているけれど返済しきれず、滞納してしまった。督促状が来ているけれど、もう生活費を削る余裕はどこにもないし、どうすればいいかわからない」
- 「リボ払いや借金返済が終わらない…月々の返済額を増やせないのは、私の節約方法が間違っているの?節約しているつもりだけど、まだ甘いって言われたら、どうしよう…」
こうした悩みをお持ちの方も、ぜひお読みください。
節約がうまく行かない、ローンや借金返済が減らない…その原因とは
突然ですが、こんな「節約術」の話を、どこかで見た覚えがありませんか?
よくある節約術の例
- 固定費を減らすのが効果的!毎月決まって掛かる出費を見直そう!
- 先々を見据えて、お金の掛かりそうな時期に備えよう!
- 携帯電話を格安スマホに変えよう!
- 食費を減らすために、間食をやめよう!
- コンビニよりも割安なスーパーを使おう!
- 着回しコーデで服を減らそう!
- 断捨離(要らないものを捨てること)で身軽になろう!
- 洗濯にお風呂の残り湯を使って、水道代を浮かせよう!
- 電気代を節約するために、こまめに電気を切ろう!
「こんな話は、もう別のサイトで見たよ」
「主婦の生活雑誌で何回も読んだし、実践もしているわよ!」
「知ってはいるけど、なかなか難しくて…」
「そもそもお給料が少なくて、こんな節約ができるほど、余裕のある生活してないんだけど…」
…と、こんな風に感じてしまう人も、きっと多いでしょう。
そして実は、「いわゆる借金」が生活苦の背景にある場合、こうした普通の節約術・節約方法では、“うまくいかない・解決できない”のも当然なのです。
節約でローンや借金の返済ができないのは、あなたが悪いのではない
冒頭でもご紹介しましたが、「いわゆる借金」とは、次のようなものを差します。
いわゆる「借金」とは
- 銀行カードローンやクレジットカードなどの返済
- 住宅ローンや自動車ローンの返済
- 奨学金の返還
- エステローンや医療ローンなどの返済
- 債権回収会社や家賃保証会社への返済
…など
こうしたものが原因で、生活が苦しくなっている場合、実は、節約で解決できないのは当然です。
「私の節約が足りないの?」
「もっと我慢して頑張らないとダメかな?」
「私はまだまだ甘いのかな」
と思っていたとしたら、“そうではない”と強くお伝えしたい所です。
節約は「チリツモ」…1~2ヵ月では大きな効果が出ない
ほとんどの場合、節約は「チリツモ(塵も積もれば山となる)」と言っても良いでしょう。
どんな節約でも、基本的に、“生活習慣を変える”=よりお金の掛からない生活習慣を身に着けて、それを続けることで、効果が出てくるものになります。
たとえば、食費の節約です。
外食を1回ガマンしたところで、1000円~2000円ぐらいの効果しかありません。ですが、「週2回、外食に行く生活習慣をやめる」となれば、1年後、5年後、10年後には、大きな差が出ます。
つまり節約とは、“生活習慣を変えること”なのです。
「収入が少なくて、節約しないと暮らしていけない」という人の場合も、言い換えれば、「今の収入に合わせた生活習慣に変える」という意味になります。
習慣を変えることですから、当然、効果が得られるまで時間が掛かります。何年も続けることで、メリットが次第に大きくなっていく…それが節約の特徴です。
ローンや借金の返済は、「今まさに目の前にある困難」
返済や支払いが原因にある場合、これは生活習慣の問題というより、“今まさに目の前にある困難”です。
いわゆる「借金」は、目の前にある困難
- 銀行カードローンやクレジットカードなどの返済
- 住宅ローンや自動車ローンの返済
- 奨学金の返還
- エステローンや医療ローンなどの返済
- 債権回収会社や家賃保証会社への返済
⇒利息や遅延損害金で、完済できない、返済が終わらない
⇒滞納すれば“期限の利益の喪失”による一括返済請求
⇒督促状や催告状、取り立ての電話も
⇒滞納3ヵ月ほどで裁判、差し押さえに
こうした「今の困難=返済の悩み」を解決するのに、「生活習慣を変える=節約」という“のんびりした方法”では、対処しきれないのは当然です。
節約より効果的な、「手続きによる返済減額・免除」
いわゆる借金、ローンなどの返済が、「生活のつらさ」の原因にある…。こうした場合、節約は、適した解決方法ではありません。
- 銀行カードローンやクレジットカードなどの返済
- 住宅ローンや自動車ローンの返済
- 奨学金の返還
- エステローンや医療ローンなどの返済
- 債権回収会社や家賃保証会社への返済
⇒「今目の前にある困難」なので、節約では解決できない
こうした返済・支払いの悩みは、「節約で解決できないもの」ですから、「節約しても上手くいかない、楽にならない」のは、当然です。
こうした悩みには、「節約」よりも、「返済を減額・免除する手続き=債務整理」のほうが、より直接的で効果的な解決策になります。
いくら自力で節約をがんばっても、返済を減らすことはできません。
しかし、債務整理の手続きを取れば、次のような、節約では決して得られないメリットが得られます。
節約にはない、債務整理のメリット
返済の減額・免除
⇒月々の返済額を減らす他、元金そのものを減らす手続きもある
⇒一円も返済できない場合、返済の全額免除が認められる手続きも
⇒節約では、いくら努力しても、返済額そのものを減らすことはできない
督促や取り立ての最短即日ストップ
⇒債務整理の手続きを開始すると、すべての取り立て・督促が、最短即日でストップ
⇒節約では、どれだけ頑張っても、お金を払わなければ取り立て・督促を受け続ける
裁判や差し押さえなど、法的措置の回避
⇒債務整理の手続きを開始すると、裁判、差し押さえなどの法的措置は見送られるのが普通
⇒節約では、どんなに苦労しても、お金が払えなければ、最終的には差押え(強制執行)を受けてしまう
債務整理は、「返済や支払いがつらい、苦しい」という人の生活を立て直すために、国の法律で作られた制度です(破産法第1条、民事再生法第1条ほか)
ですから、「返済や支払いのせいで、生活が苦しい」という人には、節約よりも、圧倒的に“うってつけ”な解決方法になります。
まずは無料のシミュレーターから!今すぐ簡単に利用できます
「債務整理」という慣れない言葉が出てきて、ちょっと戸惑われた人もいるかもしれませんね。
また、
「そんな大げさなことにしたくないな」
「費用が掛かるんじゃないの?」
「自分の努力でなんとかしたいんだけど…」
…など、思うところもあるでしょう。
とはいえ、まずは無料のシミュレーター(返済減額シミュレーター)を利用して、あなたの場合どうなるのか確認してみましょう。
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債務整理とは?よくあるQ&A
さて、「返済や支払いが原因で生活に困っているなら、節約よりも債務整理のほうが良い」というお話をしました。
先ほどご紹介した無料シミュレーターを、すぐに試して頂いても良いのですが、「債務整理とは何か?」についても、もう少しお話しておきましょう。
- 債務整理とは何ですか?
-
ローンや借金などの返済を減額・免除できる手続きです。
国の法律に基づいて行われる、法的手続きの一種となります。しかし、よくテレビに出てくる裁判のようなものではありません。
- 債務整理は自力でできますか?
-
弁護士や司法書士に依頼するほうが良いでしょう。
債務整理は、厳格な法的手続きです。一般の私たちが、普段の暮らしや仕事をしながら手続きを行うことは、非常に難しくなります。
弁護士や司法書士に依頼すれば、ほとんどお任せででき、失敗するリスクも少なくなります。
- 債務整理って自己破産のことですか?
-
自己破産のほかにも、任意整理、個人再生、特定調停といった種類があります。
自己破産は、返済をすべて免除できる手続きです。このほかにも、より簡単に返済を一部減額できる「任意整理」や、大幅な減額が期待できる「個人再生」などの種類があります。詳しくは、次の記事で解説しています。
- 債務整理のデメリットを知りたいです
-
手続きによって異なりますが、人生が台無しになるようなものではありません。
債務整理、とりわけ自己破産というと、「人生おしまい」「一生が台無しになる」といった印象をお持ちの方も多いかもしれません。ですが実際には、「生活を立て直すための制度」ですから、一生に響くほどのデメリットはありません。先ほどの無料シミュレーションと合わせて、弁護士・司法書士に相談できるので、詳しくは相談してみましょう。
- 私は債務整理できるでしょうか?条件はありますか?
-
返済や支払いが原因で、生活に困っている場合、基本的に誰でも債務整理を申立てできます。
ただし、専門的な知識や法実務の経験が無いと、減額・免除が認められなかったり、債権者の反発を招いて争いになってしまう等のリスクはあります。そのため、「実際に減額・免除でき、解決できるかどうか」といった点も踏まえて、弁護士や司法書士に、最低限、相談だけはしたほうが良いでしょう。
- どんな返済や支払いを減額できますか?サラ金の借金じゃなくても大丈夫ですか?
-
次のようなものが代表例です。
- 銀行カードローンやキャッシングの返済
- クレジットカードの返済
- 消費者金融からの借入の返済
- 住宅ローンや自動車ローンの返済
- エステローンや医療ローンなどの返済
- 奨学金の返還
このほか、債権回収会社・家賃保証会社などから督促を受けている場合も、債務整理で解決できる可能性があります。
一方で、年金や税金など、債務整理できない債務もあるので注意が必要です。
詳しくは、弁護士や司法書士の無料相談+返済シミュレーション等をご利用下さい。
- 債務整理は、過払い金がなくても大丈夫ですか?
-
過払い金がなくても、債務整理を行うことは可能です。
債務整理は、過払い金があるかどうかに関係なく、返済を減額・免除できるものです。もちろん、過払い金があれば、それを取り戻すことも可能です。(特定調停を自分で申し立てた場合は難しくなる傾向になります。)
- 債務整理の費用が心配です。弁護士や司法書士に頼むお金も無いのですが…
-
初期費用ゼロ円で、お金がなくても債務整理を依頼できる弁護士・司法書士もいます。
また、法テラスの民事法律扶助制度(費用の支援制度)もあるため、費用の心配は一切ありません。
手元に一円もない方でも、債務整理で、返済や支払いを解消できます。
- 家族に内緒で借金を解決したいのですが、バレずに行えますか?
-
はい。家族にも職場にも知られずに、返済を減額・免除できた人は大勢います。
ただし、「バレない債務整理」には特別なノウハウも必要になります。「バレない債務整理」が得意な弁護士・司法書士に相談すると良いでしょう。弁護士・司法書士の運営する借金減額シミュレーターなら、シミュレーション結果とあわせて、無料相談も行えます。
より詳しく債務整理を検討してみたい場合など、無料相談もあわせて活用してみましょう。
返済や支払いの悩み解決に、節約はなぜ効果が薄いの?具体的にチェック
「返済や支払いの悩みで、生活に困っている場合、節約では解決は難しい」
という話について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。節約といっても、実際には、いろいろな種類があります。一つ一つ、詳しくチェックしてみましょう。
固定費の節約は効果が大きい!しかし、実践するのは難しい
「節約で借金返済・ローン返済」を考えた時、ある意味、もっとも効果的なのが、この“固定費の節約”でしょう。しかし、それでも限界があります。
固定費とは、「毎月きまってお金が出ていくもの」だと考えて下さい。
おもな生活の固定費と、節約の例
- 家賃、または住宅ローンの返済
- 生命保険料や入院保険などの掛け金支払
- スマホやインターネットの基本料金
…など
ちなみに、固定費と違って「毎月、使ったぶんに応じて変わる出費」のことを、『変動費』と呼びます。変動費には、食費や水道代・光熱費、携帯電話の通信料などがあります。
こうした話も後ほど行いますが、ひとまず、「固定費の節約」について見ていきましょう。
固定費の節約には、具体的な実践方法として、次のようなものがあります。
固定費の節約方法の例
- 家賃の安い家に引っ越す(賃貸の場合)
- スマホを格安SIMに切り替える
- 生命保険のプランを見直し、掛け金の安いものに切り替える
…など
しかし現実的には、“実践するのが大変な割に、それで借金やローンを返しきれるほどの効果が出るとは限らない”と言えるでしょう。
たとえば、「家賃を安くするために引っ越そう」と思っても、そう簡単にはできませんよね。
持ち家で、住宅ローンの返済が苦しい場合、それこそ債務整理や任意売却など、手続きが必要になります。
「スマホを格安SIMに変える」「生命保険を見直す」なら、まだ実践はしやすそうです。
しかし、こうした方法で”浮くお金”は、多くても毎月1万円ぐらいでしょう。
ですから、たとえば「月々の返済が5万円もあって苦しい」という場合など、固定費の節約をしても、不足している月々の返済額をまかなえるか…というと、かなり厳しいものがあります。
外食・コンビニ・自販機をガマン?食費の節約は“生活習慣”と“健康問題”
節約と言われて、真っ先に思い付くのが“食費”…という人も多いでしょう。昔、「一か月一万円生活」というテレビ番組の企画が流行ったこともありますが、やはり「食費の節約」が大きく注目されていましたね。
食費の節約で、よく言われる方法は、次のようなものがあります。
食費の節約方法の例
- 外食やコンビニ、自販機の利用を控える
- 間食の回数を減らす
- 食材を無駄にしないよう、レシピを工夫する
…など
しかし実際には、食費の節約も、実践するのが難しい側面があります。
外食やコンビニの利用を減らして、自炊して、無駄のない工夫レシピで食事を作れる人は、それだけ時間に余裕がある人です。
「朝早くから働いて、返ってくるのは終電ギリギリ」
「帰宅後は疲れてしまって、食事を作る元気もない」
「ワンオペ育児で、とても節約レシピを作っている余裕はない」
…など、時間に余裕がなければ、食費の節約もムリがあるのです。
さらに、たとえば「塩パスタのみ」とか「毎食カップラーメンのみ」のような、極限の食生活では、健康問題になってしまいます。
いくら「健康に気を使う余裕はない」といっても、すぐに体を壊すような生活をすれば、働けなくなって収入がさらに減ったり、医療費で高額な出費が掛かったり…と、経済的にも大きなマイナスになってしまいます。
おまけに言えば、これだけ頑張っても、月々の返済額と比べると、たいていの場合“焼け石に水”でしかありません。具体的な数字は、家庭によって異なりますが、
「食費の節約で何万円も浮かせられる」
「それによって、月々の返済や支払いに困らなくなる」
…という家庭は、ほとんど無いはずです。
光熱水道費の節約は、“チリツモ”の代表例…返済や支払いの解決には効果ナシ
光熱費・水道代の節約は、「チリツモ節約」の代表例でしょう。
一日あたり数円~数十円。この小さな節約を、“塵も積もれば山となる(チリツモ)”で長年続けることで、効果が出てくる節約術です。
そのため、「今まさに返済に困っている」という状況では、水道光熱費の節約は、“効果ナシ”と言っても過言ではありません。
だからといって、無駄遣いをして良いわけではありませんが、「水道光熱費の節約で、借金を完済できる」とか「ローン返済が楽になる」といった期待は禁物です。
交際費の節約、できるのは「削れるほどの経済力がある人」だけ
交際費の節約も、「よくある節約方法」の一つかとは思います。
節約サイト等をみても、
「飲み会を断る勇気が大切です」
「友だちとの食事会は、レストランに行くより、一人一品を持ち寄ってホームパーティにしたほうが安上がり」
…など、交際費の節約方法はいろいろ紹介されています。
ただ、リアルなことを考えてみると、“交際費を節約できる人”は、“削れるほどの交際費を使っている人”です。
ある程度の安定収入があって、今の暮らしには、特に困っていない…。そんな人であれば、交際費は、節約の余地がある部分でしょう。
しかし、「返済や支払いに追われていて、暮らしに余裕がない」という場合、“もともと、節約できるほどの支出を、交際費に掛けていない”ことが多いのです。
「無いものは削れない」のですから、あまり意味のない話になってしまいますね。
借金・ローン返済…努力で解決できたのは、昭和バブルの時代だけ
債務整理(返済や支払いの減額・免除)を扱う弁護士・司法書士の所に、勇気を出して無料相談をする人たちは、こんな言葉をよく口にするそうです。
「借金やローンの返済がつらい…なんて言うと、怒られるんじゃないかと不安で」
「お金にだらしない人だって思われたくなくて、なかなか相談できなかったんです」
しかし同時に、“最低限の健康で文化的な生活”すら損なわれるほどの、大変な状況になっている人もいます。
「明日の食費もない、電気も水道も未払いで止められている…。そんな状況まで追い詰められてから、相談に来る人も、珍しくない」
といった報告をする弁護士・司法書士もいます。
実際には、「お金を返すこと」よりも、「最低限の健康で文化的な生活を守ること」のほうが、明らかに重要です(憲法第25条 生存権)。
それにも関わらず、私たちは、こう考えてしまいがち。
「お金は死んでも返すもの。返せないなら、夜も眠らずに働いて、一日一食、塩パスタでしのぐ努力をするべき」
「お金を返せないのは、本人の努力不足」
…しかし、本当でしょうか?
“努力と根性で解決”できたのは、景気の良かった団塊バブル時代だけ
年配の方、とりわけ団塊世代の方とお話をすると、こんな言葉も聞こえてきます。
「今の若い人たちは根性がないんだ。俺たちが若いころは、ローンも借金もどんどん組んで、死ぬ気で働いて完済したんだよ」
「今の若い人たちはダメね。私が若いころだって、楽じゃなかったのよ。節約を頑張るなんて、主婦なら当然でしょ?そんな苦労、当たり前よ。」
…こうした話を受けて、
「借金は絶対に、自分で努力して返すもの」
「節約の工夫をするのは当たり前。返済がつらいのは、節約が足りていないから」
…と考えてしまうのは、ちょっと待ってください。
昔と今とでは、前提条件がまるで違うのです。
昔の経済・雇用・生活状況
- 月収手取り30万円で「甲斐性ナシ、安月給のダンナ」と笑われた(例:アニメ「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし)
- オトコは仕事、オンナは家庭。節約に集中できる“専業主婦”が多くの家庭に居た
- 年功序列・終身雇用で、将来の昇給と、数十年間の安定雇用がほとんど約束されていた
…こうした環境にあれば、「節約」や「努力」で何とかできる余地も多かったでしょう。
しかし、今は違います。
今の経済・雇用・生活状況
- 手取り収入は月20万円もあれば良いほう。生涯を通して月収が25万円を越えない人も。[1]
- 共働き、ワンオペ育児も当然。節約の工夫や努力をする時間・労力の余裕もない
- 年功序列・終身雇用は「崩壊した」と経団連会長も言うほど不安定な雇用状況[2]
つまり、昔よりも圧倒的に、不利な状況になっているのです。
「返済が苦しいのは、自分のせい」
「私はまだ努力や工夫が足りない」
「節約しても借金が減らないのは、根性が足りないから」
…そんな考え方は、今すぐにでも捨て去って下さい。
1980年代の高度経済成長期なら、正解だった考え方かもしれません。しかし、今は違います。
今の時代、今まさに悩んでいる私たちは、「今の時代と、今の自分に合った解決方法」を取る必要があります。そうしなければ解決できません。
そのためにも、「節約の努力で何とかしよう」という、“時代遅れの感覚”は、一度、放り投げてしまいましょう。
そして、“お金や時間がなくても可能”な、債務整理という手続きでの解決を、検討するべきです。
今すぐ無料で気軽に検討できる、返済減額シミュレーターを、ぜひチェックしてみてください。
脚注、参考資料
- [1]平成26年全国消費実態調査 世帯主の年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出 archive
- [2]経団連会長「終身雇用、守れない」発言にツッコミの嵐 – アゴラ
「正直言って、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです。どうやってそういう社会のシステムを作り変えていくか、そういうことだというふうに(大学側と)お互いに理解が進んでいるので」-2019.04.19 中西宏明 日本経団連会長