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借金などの解決方法の一つに、『消滅時効』があることはご存知でしょうか。
借金の返済、料金の支払いなどには、たいていの場合“消滅時効”が法律で定められています。
時効の期間は、借金や料金の内容、また途中で『時効の中断』が発生しているか等により、変わってきます。
ですが原則として、『時効で借金を返さなくて良くなる』仕組みがあるんですね。
ここで気になるのは、
「債務整理を急いでしなくても、時効まで逃げ切れば良いのでは?」
ということです。
果たしてこの作戦、本当にうまく行くんでしょうか?
かんたんに検証してみました!
時効の中断…業者は簡単に時効を止められる
まず、時効で逃げ切るためには、『時効を中断されないこと』が必要です。
時効の中断が発生すると、時効期間のカウントがゼロに戻ってしまうからです。中断が繰り返されれば、いつまで経っても時効にならない計算になります。
そして、この『時効の中断』は、業者側が一方的に引き起こせます。
裁判所に書類を提出し、督促を行う(支払督促)
内容証明郵便を送る(催告により6ヶ月間延長できる)
といった方法が挙げられるでしょう。
催告を内容証明郵便で行うなら、費用はほんの数百円しかかかりません。
裁判上の督促(支払督促)も、必要となる費用は債務者であるあなたに請求ができるのです。
つまり、“業者(債務者)側は、いつでも簡単に時効を中断できる”わけです。
そのほか、『債務承認』をすることも時効の中断事由となります。
たとえば、電話で「支払いをもう少し待って下さい。」と言ったりするだけでも、借金の存在を認めたこととなり、時効が中断されてしまいます。
このように、時効は簡単に中断されてしまうのです。
金融業者の仕事には、『時効管理』もある
『時効は簡単に中断される』。
このことを考えると、『時効で借金返済から逃げ切る』のは、“現実的には不可能”だと思われます。
というのも、金融業者の仕事の中には、『時効管理』があるからです。
時効管理とは、『今、融資している借金が、いつ時効になるのか』を管理することです。
「Aさんに融資した50万円は、2020年の5月に時効。」
「Bさんに融資した70万円は、先月、裁判所から『督促』を行ったので、時効が中断された。」
こんなふうに、すべての顧客の時効を、正確に記録して把握・管理しているんです。
『あと1か月で時効だったのに、裁判を起こされて時効が中断してしまった。そこからスピード裁判で一気に差押え強制執行になってしまった』という事例もあるのですよ。
時効を迎えても、“援用手続き”が必要
時効成立を狙って借金返済から逃げ続けるのは、ほとんど不可能です。ですがまれに、借金が時効になるケースがあります。
たとえば、『融資を行っていた会社が倒産し、時効管理が行われなくなった』といった事例が挙げられます。
そうした場合など、すでに時効を迎えている借金なら、そのまま放置して大丈夫…ではありません。
借金などの消滅時効は、時効期間を過ぎた後に、“時効援用”手続きが必要だからです。この手続きを取らない限り、いつまで経っても時効が成立しないんです。
時効の援用手続きは、失敗すると、逆に自分が不利な状態に追い込まれてしまいます。
逆転で裁判を起こされ、差押え強制執行を受ける恐れもあります。
ですから、『時効援用は、債務整理に強い弁護士・司法書士に依頼して行う』のが、もっとも確実になります。
言い換えれば…。
運良く消滅時効まで逃げ切れたとしても、“弁護士・司法書士への依頼”が必要なんですね。
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消滅時効の援用をおこなうと、借金の返済義務がなくなります。
全国対応、時効援用に強い弁護士・司法書士を次のページでまとめました。
時効を待つより、今すぐ債務整理したほうが良い理由
借金滞納や料金未払いを、消滅時効まで逃げ切るのは困難
仮に時効期間を過ぎたとしても、“時効援用”で弁護士・司法書士への依頼が必要
失敗すると裁判、差押強制執行も
こうして考えると、時効まで逃げ切るよりも、すぐに債務整理してしまったほうが良いと私は思います。
仕組み上の問題や、そもそもの難しさもありますが…。
個人的には、“気持ちの問題”も大きいかな、と思います。
借金の滞納、料金の未払いで、もっともつらいのは“督促”ではないでしょうか。
取り立てを受け続ける毎日は、精神的に、本当に大きなダメージを受けます。
不安で郵便受けも見られない…。
玄関のチャイムが鳴ると急に怖くなる…。
そんな毎日を、何年もずっと続けられるでしょうか?
私だったら、その前に病気になってしまいます。
そして、そんなリスクを背負っても、逃げ切れるかわからない…。時効まで逃げ切ったとしても、結局は弁護士・司法書士への依頼が必要…。
それなら、“早めに弁護士・司法書士に依頼して、債務整理で解決する”ほうが、よほど前向きではないでしょうか?
債務整理を依頼すれば、“最短即日で取り立てストップ”もできます。そうなれば、“すぐに督促から解放される”わけです。
いろいろと不安もあると思いますが、その不安から解放されるためにも、“債務整理”をオススメします。
もちろん、もう時効を迎えている借金なら、“時効援用”手続きを弁護士・司法書士に相談してみてくださいね!
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